浜松事務所の栗林です。
ワールドカップ南アフリカ大会もいよいよ大詰めですね。日本代表も健闘し、帰国後もいろいろと話題になっていますが、ワールドカップが終わると17日からはJリーグが再開しますし、なんといっても17日は
ダービーなので、ジュビロサポーターの私としては現在首位のエスパルス相手に頑張って欲しいと思います。ダービーに負けることほどくやしいことはないですから。
先日、東京に住むジュビロサポーター仲間から「今年も
富士登山の計画があるんだけどどう?」という連絡がありました。
私は昨年の8月30日(衆院選があり政権交代した日)に人生初の富士登山をしました。
しかし、よりによってその日台風が直撃してしまい、午後8時すぎの5合目スタート時から止むことのない冷たい雨にさらされ、気温は氷点下付近まで下がり、強風、濃霧のなか何度も引き返すことを考えましたが、みな初の富士登山でモチベーションが高かったことと、山頂付近は台風の影響下にないのでは?という勝手な推測のもと(無知は怖いですね)無謀にも、
ご来光を拝みたい一心で登り続けていたのですが、午前2時すぎ・・・心身ともに限界に達し、悪天候の夜間登山に命の危険さえ感じ始めていた頃、頂上方面より下山してきた登山客から「今日は(ご来光が)観られないらしい」という決定的な情報を貰ったため、9合目付近で引き返し下山する決断をしました。
9合目付近の標高は3,500mを越えていましたので、残りは200mほど、一見数字だけみればあと少しで山頂のようにも思えますが、時間にするとあと2時間ほどの距離でしたから、まだまだこの先が大変でしたし、引き返すにはむしろ遅すぎましたが・・・仕方ない決断でした。
ただ、そこからの下山がなにより辛かったです。
降りは登りより楽だと思っていたのですが、足首、膝、腰に想像以上の負担がかかり、土が深く足をとられました。
さらに相変わらずの暴風雨・濃霧のなか、景色の変わらない闇の中を行けども行けども、スタートした5合目には辿りつかず、「地獄ってこんな感じなのかな・・・」なんてネガティブな思考のままに、途方に暮れながらひたすら歩き続けた記憶があります。
途中休憩もしましたが、結局5合目までなんとか下山したのが午前8時すぎ。
こうして12時間以上歩き続けた、人生初の富士登山は終わりました。
私が行ったのは、8月末の山じまい後でしたし、夜間登山に加え天気も最悪だったので、そこまでの人はいませんでしたが、最近は非常に人気が高く、シーズン真っ只中ともなると山頂付近はご来光待ちで渋滞してしまうほどに富士登山をする人がたくさんいるそうですね。
それは老若男女問わずだそうで、私は過酷だったイメージしかないので、お年寄りや女性、ましてや子どもが登れるのか?と心配になりますが、天気さえ良くて昼間ならば、気温もそこまで下がらないのでしょうし、景色を楽しんだり、山小屋で休憩したりしながらの登山となるのでしょうから、楽とは言わないまでも、もっとすがすがしいものなのかもしれませんね。
未だ友人からの誘いにどちらの返事もできずにいるのは、辛かった去年の富士登山の中で、唯一のご褒美だったのですが・・・本当に一瞬だけ雨が止んだ時間があり、それはおよそ3分ほどのわずかな時間ではありましたが、気がつくと空に見たことのない満天の星空がひろがっていたのです。
あの、8.5合目付近で見た星空の美しさ、感動は忘れられません。
あまりの星の近さ、多さに圧倒され、まるで宇宙にいるような高揚感にかられ全員のテンションは最高潮に達したのでした。
もし、もっと天気が良くて、あんな星空を長い時間眺めながら登って行けたのだとしたら本当に非現実的な体験ができたのかもしれません。
眼下には夜景も楽しめる時があるそうなので、もしかしたらこれらが夜間登山の醍醐味の一つなのかもしれませんね。
今年も富士登山に行くか行かないかはこれから考えるとして、登山に限らず、
何かを始め、困難を乗り越え、やり遂げた時、その先に達成感を得る
このような行為は脳の活性化を促し、人間にとって必要な刺激なのだそうです。
人生山ありこれからもっともっと、たくさんの山を登らなければならないと痛感している今日この頃です。
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